多くの読者は、書店に行く動機は、自分の欲求を満たすか、自分の悩みを解消するために行きます。
ということは、出版企画というのは、誰かの欲求を満たす内容にするか、誰かの悩みを解消する内容にしなければなりません。
本というのは、受動的に見つけて買われるのではなく、能動的に探し買われる商品です。
つまり、書籍を使って読者を啓蒙することはできません。
なので、しっかりと読者に選ばれる企画を立てるようにしましょう。
もちろん、その内容で、自分の目的を果たせるかは考えるようにしてくださいね。
そして、内容が決まったら、その内容を求めている人を具体的にイメージして、読者ターゲットを想定します。
ただし、その読者ターゲットが本当にその内容を求めているかをしっかり考えましょう。
内容と読者ターゲットが決まったら、その読者ターゲットにどうすれば、その内容が伝われるかを考えてみてください。
それが企画の切り口となります。
そこまで決まったら、今度は出版企画書に落とし込んでいくことになります。